エコノミークラス症候群で入院。デスクワークに潜む罠

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こんにちは!かんきつ子です。
実はこの度入院することになりました。人生初です。

病名は、深部静脈血栓症です。
いわゆるよく聞くエコノミークラス症候群です。

今まで大きな病気にかかったことがなく、どちらかというと健康だったはずの私が、なぜこのような事になってしまったのか、事の経緯と原因を書きたいと思います。

エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)とは?

長時間同じ姿勢で座っていたりすると、血流が圧迫されて血流が滞ってしまい、足などの体の深部に血栓ができてしまう病気です。

この病気の恐ろしいところは、できた血栓が心臓を通って、肺の方に飛んでしまうと肺血栓塞栓症を引き起こしてしまい呼吸困難になり、最悪の場合死に至ります。

突然足がむくんだ!

朝、ゴミ出しをした帰りにそれは突然起こりました。
急に左足が痛くなり、膝から崩れ落ちたのです。

あとちょっとの距離で家だったので、頑張って歩こうとしたけど、痛すぎて上手く歩けませんでした。かなりの激痛です。
一緒にゴミ出しをしていた夫に助けを求めなんとか家に着きました。

痛みとしては筋肉痛みたいな感じたっだので、そんな大事と考えずに、寝てれば何とかなるだろうと思い休みました。

ですが、起きたらびっくり!
左足が通常の1.5倍くらいに腫れ上がっていたのです。
また、少しですが青白い色にも変色していました。

足に血が通っていない感じで、足先がかなり冷たくなっていました。

さすがにやばい!!と感じた私は、病院に行く事にしました。

判断をミスり、何故か整形外科へ

私は何故か骨が折れたと思い、整形外科に行ったのです。
あとから考えると、症状的に骨じゃなく血管関係だと分かるのですが、当時は分かりませんでした。

無知とは恐ろしいものです・・・

そこでレントゲンを撮ってもらったのですが、案の定骨は折れていなく、少し曲がってるということだけがわかりました(笑)

ご高齢の先生は「分からないね〜。分からないわー」を5連発くらい放ったあと、血液検査をすることになりました。

そこで、白血球の数が正常な数値よりも高いことから炎症を起こしていると判断され、地元の総合病院の紹介状を書いてもらいました。

原因はデスクワーク

心臓血管科という名前を聞くだけでも怖い科を紹介され受診しましたが、専門の病気で無かった為、循環器科を再受診することになりました。

そこでエコノミークラス症候群だと分かったのです。

そこで先生に原因は長時間のデスクワークだと告げられました。

デスクワークで発症しやすい原因

下記に当てはまる人は要注意です。

  • 長時間同じ姿勢で座り、足を動かしたりしない
  • 水分をあまりとらない
  • コーヒーをよく飲む
  • お酒をよく飲む
  • タバコを吸う

私はかなり当てはまっています・・・
お酒は飲むと軽い脱水症状を起こすので、血が固まりやすくなります。

予防と対策

水分を多くとる

めっちゃ取りましょう。
お茶だとカフェインが入っていて利尿作用がありますので、水を飲みましょう。
病気を経験してからは、毎日1リットルくらい取っています。

こまめに動こう

足をぶらぶらさせたり、足首を上下させたり、それだけでも予防になります。
一切動かさないことが問題なのです。
1〜2時間に1回はトイレに立ったりすることでも良いと思います。

弾性ストッキングを穿く

弾性ストッキングとは医療用のストッキングのことで、通常のものよりもかなり締め付けが強いストッキングのことです。
お医者さんに穿くように勧められました。

予防にもなるどころか、夜これを穿いて寝ると足がスッキリします!
穿くと穿かないのではかなり細さが違います。
朝むくみが気になる方にもオススメです。

おわりに

かなり広範囲で血栓ができていたらしく、もう少しで血栓が肺に飛んでしまうところだったと言われました。
まさかの死もありえた話です。

なので当日に入院と手術が決まり、想像していた以上に大変になってしまっていたんだと、ここでようやく実感しました。

入院と手術については落ち着いたらまとめたいと思います。

まとめ

デスクワークは集中すると、座りっぱなしになってしまいますよね。
私もそうでした。集中していると時間を忘れ、トイレも我慢したりして・・・
そんな状況だったので、発症して当然だったと思います。

エコノミークラス症候群は運が悪ければ死の可能性もある病気です。
家族や友人達を悲しませる事にならないように、これを読んでくれた方が発症しないよう意識して下されば大変嬉しく思います。

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